タロットカードやオラクルカードを使ったリーディング動画。
カードを並べて、手を添えて、ゆっくりめくっていく。
……この雰囲気、いいですよね。
ちょっと薄暗い部屋で、カードだけが浮かび上がっているような映像なんて、いかにも「何かが始まりそう」で、あたしは結構好きです。
ただし。
いざ自分で撮ってみると、案外うまくいかない。
「カードがテカって絵柄が見えない」
「スマホの影がカードにドーンと乗ってる」
「手を動かすたびに画面が暗くなる」
「なんか部屋で撮っただけの映像に見える」
……あるあるです。
特にタロットカードは、表面に光沢のある加工がされていたり、金箔・ホログラムなどが入っていたりするものも多い。
つまり、写真を撮る側からするとなかなか反射してくれる被写体なんですよ。
今回は、そんなカードの手元撮影で困りやすい「影」と「テカり」を中心に、撮影を少し楽にしてくれる道具を5つ紹介します。
高価なカメラがなくても大丈夫。
スマホでもできることは結構あります。
1. 手元を自由にする「真俯瞰スタンド」
タロット撮影で最初におすすめしたいのが、スマホやカメラを真上に固定できるスタンドです。
手でスマホを持って上から撮影すると、どうしても問題になるのが自分の影。
照明の位置によっては、手を伸ばしただけでカードが暗くなる。
しかもカードを並べ替えようとすると、
「スマホ邪魔だな……」
となる。
当たり前です。
片手にスマホを持って、もう片方の手でカードを触っていたら、両手を使えませんからね。
そこで、机に固定するタイプのアームを使います。
カメラを真上に固定してしまえば、両手が自由になる。
カードをシャッフルしたり、並べたり、1枚ずつめくったりする動作もかなり楽になります。
何より、毎回微妙に違う角度から撮影されることがなくなる。
動画を撮るなら、これは結構大きいです。
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2. カードの「テカり」が気になるならC-PLフィルター
カード撮影で厄介なのが、表面の反射。
特にツルッとしたカードや、金箔・ホログラム加工されたカードなんかは、照明がちょっと当たっただけで、
「そこだけ真っ白」
ということがあります。
せっかく綺麗なカードなのに、肝心の絵柄が見えない。
そんなときに候補になるのが、C-PL(円偏光)フィルターです。
レンズの前に取り付けて、フィルターの枠を回しながら反射の見え方を調整します。
うまく条件が合えば、ガラスや光沢面などの反射を抑えられるので、カードの表面が見やすくなることがあります。
ただし、ここは少し注意。
C-PLを付ければ、どんな反射でも全部消えるわけではありません。
光源の位置やカードの角度によっては、思ったほど変わらないこともあります。
タロット撮影の場合は、フィルターを買う前にまず照明の位置を変えてみるのもおすすめ。
「光を消す」より、「光が反射してこない方向から当てる」ほうが簡単な場合もあります。
それでも反射が気になるなら、C-PLの出番。
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3. 天井の蛍光灯だけで撮らない。小型LEDライト+ディフューザー
タロットを机の上に置いて、部屋の天井照明だけで撮影する。
これ、手軽なんですが、結構クセがあります。
上から直接光が当たるので、手の影がカードに落ちやすい。
しかもカードの表面が光っていると、その部分だけ妙に明るくなる。
そこで使いたいのが、小型LEDライト。
できれば光をそのまま当てるのではなく、ディフューザーなどを通して柔らかくしてあげるといいです。
光源を大きくして、ふわっと広げるイメージ。
すると影の輪郭が柔らかくなって、カード全体も見やすくなります。
さらにRGB対応のライトなら、少し色を付けて雰囲気を変えることもできます。
深い青。
紫。
赤。
……このへんは、タロットとの相性がいい。
ただし、やりすぎるとカード本来の色が分からなくなるので、あたしなら背景や雰囲気づくりに少し使うくらいにします。
「怪しい雰囲気」と「ただ暗い」は別物ですからね。
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4. 背景を整えるなら「ベルベット系のタロットクロス」
カードの下に何を敷くか。
かなり大事です。
ツルツルした机や光沢のあるビニールマットだと、照明が反射して背景までギラギラすることがあります。
そこで、ベルベットやベロア系のタロットクロス。
光沢の少ない布を敷くだけで、画面の印象がかなり変わります。
黒ならカードを引き締められるし、深い緑や紺なら少し柔らかい雰囲気にもできます。
そして何より、
タロットっぽい。
これ重要です。
写真はただカードを記録すればいいわけじゃありません。
リーディング動画なら、その人が作っている世界観も一緒に見てもらうことになります。
カードの下に敷く布ひとつでも、
「占いをしている」
という雰囲気を作れる。
あたしなら、このへんは結構こだわります。
ただし、柄が派手すぎるものは注意。
カードよりクロスのほうが目立ったら本末転倒です。
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5. カードだけを見せたいなら「単焦点レンズ」も面白い
最後は、少しカメラ寄りの話。
スマホでも十分撮影できますが、一眼カメラやミラーレスを持っているなら、単焦点レンズを使ってみるのも面白いです。
例えば50mm F1.8クラス。
背景をぼかしやすいので、カードや手元を主役にしやすくなります。
机の上全部をクッキリ写すのではなく、
カードにピント。
手元は少しだけ見せる。
背景はふわっと暗く。
こうすると、写真や動画に少し奥行きが出ます。
ただし、タロットを真上から何枚も並べて撮る場合は、ボケすぎると困ることもあります。
全部のカードをしっかり見せたいなら、絞りを少し絞る。
1枚のカードを主役にしたいなら、開放寄りにする。
このあたりは撮影する内容によって変えてください。
スマホなら、機種によっては2倍程度の望遠側を使うだけでも、広角で寄って撮るより自然な見え方になります。
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まとめ:タロット撮影は「カメラ」より先に光を考える
タロットカードの撮影で、
「もっと高いカメラを買わないとダメなのかな」
と思う必要は、そんなにありません。
もちろんカメラを良くするのも一つの方法。
でも、その前に見直したいのが光と角度です。
カードがテカるなら、照明の位置を変える。
影が邪魔なら、ライトを大きくする。
スマホが邪魔なら、スタンドで固定する。
背景が寂しいなら、クロスを変える。
そして、もっと雰囲気を出したくなったらレンズや色付きのライトを考える。
順番としては、こんな感じでいいと思います。
あたしが特におすすめしたいのは、まず真俯瞰スタンドとタロットクロス。
この2つだけでも、撮影のしやすさと画面の雰囲気はかなり変わります。
そこから「まだテカるな」「もう少し幻想的にしたいな」となったら、照明やC-PLを追加していく。
機材をいきなり全部揃える必要なんてありません。
カードを並べて、照明を少し動かして、スマホを固定する。
たったそれだけでも、映像は結構変わります。
そして最後に、ほんの少しだけ怪しげな光を足してやる。
……そういう写真、あたしは嫌いじゃないです。
カードの絵柄も、そこに込めた言葉も。
せっかくなら、ちゃんと見える形で届けてあげましょう。












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